レビュー・買ってよかった

SwitchBot スマート電球レビュー。
冬の朝はカーテンだけでは足りない

公開: 文: 波音(Namine) 約11分で読めます

※ 本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。商品・サービスは実際の使用感や公開情報をもとに、できるだけ正直に紹介しています。

我が家はカーテンを朝6時に自動で開く設定にしています。それで満足していたのですが、冬になって気づきました。開いても、外が真っ暗なのです。

国立天文台のデータでは、東京で日の出がもっとも遅いのは1月7日から8日ごろ。朝6時は、まだ夜の続きです。逆に6月上旬から中旬は4時26分に日が出るので、6時にはとっくに明るい。同じ「朝6時にカーテンを開ける」でも、季節でまるで意味が変わります。

冬の朝を明るくするには、光を自分で作るしかありません。そこで使っているのがSwitchBotのスマート電球です。

SwitchBot スマート電球 E26

4.0 / 5.0

電球を替えるだけで、時刻に合わせた自動点灯と、色・明るさの切り替えができます。単品1,980円と手を出しやすい価格。ただし壁のスイッチを切ると操作できなくなるという、スマート電球共通の制約があります。

SwitchBot スマート電球 E26の詳細を見る

先に、向いていない人を書いておきます。照明を明るくしたいだけなら、普通のLED電球のほうが安く済みます。スマート電球の価値は「時間で自動化する」「色と明るさを変える」の2点にあるので、そこに用がなければ買う必要はありません。

基本のスペックと価格

項目内容
口金E26
明るさ800lm(60W形相当)
電球色・昼白色に加え、1600万色のカラー
接続Wi-Fi(2.4GHz帯のみ)とBluetooth。ハブは不要
価格単品1,980円 / 2個セット3,780円

ハブが要らないのは、最初の1個を試すうえで大きい点です。スマート照明には別途ブリッジ(親機)が必要な製品もあり、その場合は電球代とは別に費用がかかります。

我が家での3つの使い方

1. 朝の起床に合わせてタイマーで点灯

冒頭に書いたとおり、これがいちばん効いています。カーテンが開く時刻に合わせて電球も点くようにしておくと、外が暗い季節でも部屋が明るくなります。

カーテンと電球は、季節で役割が入れ替わります。

季節朝6時の外主に効くもの
冬(11月〜2月ごろ)まだ暗い電球のタイマー点灯
春・秋明るくなりかけカーテンと電球の両方
夏(5月〜7月ごろ)すでに明るいカーテン

つまり、この2つはどちらか一方ではなく、組み合わせて年間を通して機能します。カーテンだけ導入して「冬は意味がなかった」となるのは、この構造を知らないからです。

2. リビングは時間帯によって変える

日中は昼白色でしっかり明るく、夜は電球色に落とす。同じ照明でこれができます。

子どもがいる家だと、夕方以降のリビングは「食事・お風呂・寝かしつけ」に向かって進んでいく時間帯です。照明が明るいままだと、子どももこちらも切り替わりません。色を落とすことが、家の中の合図になります。

3. 寝室は夜になったら暖色に

寝室は、夜は暖色に落として使っています。手元でスマホから変えられるので、寝る前にわざわざ立って操作する必要がありません。

SwitchBot スマート電球 E26の価格を見る

買う前に知っておくべき最大の落とし穴

これはSwitchBotに限らず、スマート電球すべてに共通する話です。

壁のスイッチを切ると、何もできなくなります。

スマート電球は、消えているように見えるときも通電していて、Wi-Fiにつながった状態で待機しています。壁のスイッチをオフにすると電気そのものが届かなくなるので、アプリからも音声からも操作できません。当然、朝のタイマー点灯も動きません。

対策は、壁のスイッチを常にオンのままにしておくことです。ただ、これが意外と難しい。家族が習慣で消しますし、来客も消します。子どもはスイッチを押したがります。

我が家のように朝のタイマー点灯を当てにするなら、この運用が守れるかを先に考えてください。守れないなら、スマート電球ではなく、壁スイッチ側を自動化する製品を選ぶほうが確実です。

もう1つ、地味ですが接続の制約があります。この製品のWi-Fiは2.4GHz帯のみで、5GHz帯には接続できません。最近のルーターは両方の電波を出しているので、設定時に5GHz側につなごうとして失敗する例があります。うまくいかないときは、まずここを疑ってください。

電気代はどう考えるか

節約の観点でも触れておきます。

明るさ800lm(60W形相当)のLED電球なので、点灯中の消費電力は一般的なLED電球と同じくらいです。白熱電球から替えるなら、大きく下がります。この計算は節電グッズのおすすめに詳しく書きました。

ただし、スマート電球には普通のLED電球にないコストがあります。消灯中もWi-Fiにつながって待機しているため、わずかに電力を使い続けます。1個あたりの金額としては小さいものですが、「消しているのにゼロではない」ことは知っておいてください。家中の電球をスマート化する意味は薄く、自動化したい部屋だけに絞るのが合理的です。

低評価の口コミで指摘が集中している点

  • 壁スイッチを切ると使えない:前述のとおり、これがいちばん多い不満です。仕様なので回避できません
  • Wi-Fiが2.4GHzのみ:設定時につまずく原因になります
  • 器具との相性:調光機能付きの照明器具や、密閉型の器具では使えない場合があります。取り付ける器具の仕様を先に確認してください
  • 明るさが物足りないという声:800lmは60W形相当です。今まで100W形相当を使っていた部屋だと暗く感じます

最後の点は、買う前に今の電球の表示を見ておけば防げます。「60W形」と書かれていれば同等です。

よくある質問(FAQ)

壁のスイッチを切ってしまったらどうなる?

アプリからも音声からも操作できなくなり、タイマーによる自動点灯も動きません。スマート電球は消灯中も通電してWi-Fiに接続しているためです。壁スイッチは常にオンのままにする運用が前提になります。家族がうっかり消してしまう環境なら、電球ではなく壁スイッチ側を自動化する製品を検討したほうが確実です。

ハブ(親機)は必要?

不要です。Wi-FiとBluetoothに対応しているので、電球単体で使い始められます。別途ブリッジが必要な製品もあるなかで、最初の1個を試しやすいのは利点です。

スマートカーテンとどちらを先に買うべき?

朝を明るくしたい目的なら、住んでいる場所と季節で変わります。冬の朝6時はまだ暗いので、その時間に起きるなら電球のほうが確実です。夏は日の出が4時台なので、カーテンだけで足ります。年間を通して安定させたいなら、結局は両方の組み合わせになります。単価は電球のほうがずっと安いので、まず電球から試すのが失敗しにくい順番です。

Wi-Fiにつながらないときは?

まず、接続先が2.4GHz帯になっているかを確認してください。この製品は5GHz帯に対応していません。最近のルーターは両方の電波を出しているため、5GHz側を選んで失敗するケースがよくあります。

今の照明器具にそのまま付けられる?

口金がE26なら物理的には付きます。ただし、明るさを変えられる調光機能付きの器具や、密閉型の器具では使えない場合があります。取り付ける器具の説明書を先に確認してください。明るさは800lm(60W形相当)なので、今が100W形相当なら暗く感じます。

まとめ:自動化したい部屋だけ、電球を替える

SwitchBot スマート電球は、単品1,980円で照明を自動化できる、入り口としてちょうどいい製品です。

  1. E26・800lm(60W形相当)・1600万色。ハブは不要
  2. 冬の朝はカーテンだけでは暗い。タイマー点灯と組み合わせて年間を通して機能する
  3. 壁スイッチを切ると一切操作できなくなる。この運用を守れるかが最大の判断基準
  4. Wi-Fiは2.4GHz帯のみ。設定でつまずく原因はたいていここ
  5. 待機電力があるので、家中ではなく自動化したい部屋だけに絞る

我が家では、朝の点灯・リビングの時間帯切り替え・寝室の暖色という3つの使い方に落ち着きました。派手さはありませんが、毎日決まった時刻に勝手に起きることをひとつ増やせるのが、この製品の役割だと思っています。

朝の自動化でセットになるSwitchBot カーテンレビュー、玄関まわりはロックLiteレビュー、揃える順番は共働き家庭のスマート家電、おすすめの導入順と選び方にまとめています。

我が家がSwitchBotで揃えた4製品(約2.5万円)の全体像は、SwitchBotで揃えたスマートホームの実例にまとめています。

この記事について

朝のタイマー点灯・リビングの時間帯切り替え・寝室の暖色という使い方は、我が家での実際の使用にもとづきます。「低評価の口コミで指摘が集中している点」には我が家では起きていない事象も含まれるため、公開されているレビューの傾向として整理しました。日の出時刻は国立天文台のデータを参照しています。

※ 価格・仕様は変動します。購入前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

このテーマのまとめ 働く親の「買ってよかったもの」まとめ。在宅ワーク・家事・通勤で本当に役立った物 共働き・子育て中の働く親が買ってよかったものを、価格つきの一覧とシーン別にまとめました。デスク環境のガジェットからスマート家電、通勤の持ち物まで。予算1万円で何を買うか、そしてあえて買っていないものとその理由まで、実体験とリサーチをもとに正直に紹介します。

Author この記事を書いた人

波音のアイコン

波音(Namine)

共働き・子育て中の働く親。AIを使った家計管理や副業の実践記録を、等身大でつづっています。難しい専門用語はなるべく使わず、明日から試せる工夫を大切に。

プロフィールを見る →

Related 関連記事